2019/06/04

Kさんのこと

 

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なかもと れいこ
「治りやすい身体づくり」の専門家です。 自分の片頭痛が、「食」で8割改善しました。 「未病の段階で身体の調子を元に戻す」。 また、「頭痛になりにくい身体を作る」ことに関心がある方のお役に立てます。 現在はセラピストの方が自分の仕事に専念できるよう、「仕事の仕組み化」をお伝えすることにも力を入れております。
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かれこれ4年ぐらい、韓国の高校生を

ホームステイで受け入れています。

 

私が住んでいる地域は もう20年以上韓国と草の根交流が続いているので、その関係で(・∀・)。

 

この受け入れ事業に参加している方のなかに

Kさんという70歳くらいの女性がいらっしゃいます。

 

この方、受け入れる人たちの中では一番年上です。

そして一番お元気で、今までたくさんの子たちを世話してきました。

 

      Kさん

 

時々お会いするたびに、

この方はなんか すごい方だなあ・・と秘かに思っていたのですが、

 

最近このKさんとゆっくりお話しをする機会があったので

いろいろ聞いてみたところ、やはりただ者ではありませんでした。

 

Kさん

43歳の時に初めてノルウェーにホームステイをしたの。

その数年後にまたホームステイしたよ。

いまホームステイしてみたいのは、デンマーク。

 

お子さんやご主人もいる普通の主婦です。

 

Kさん

昔、娘にもホームステイをさせたいなーと思ったんだけど、

その時はまだ本人に興味がなさそうだったのね。

だから私はホームステイのパンフレットを4年間こっそり手許に温めといて、

その間に100万貯めたの。

 

Kさん

お年玉とか、近所のおじさんから

「お菓子でも買いなさい」って頂いたお金なんかをコツコツ貯めてね。

で、娘がホームステイとかに興味を持ち始めた時に「今だ!」と思って、

行かせたよ 笑。

その代わり、貯めた資金以外は一銭も出さないから、

自分で野宿でもバイトでもして何とかやんなさいって言って。

 

 

娘だと特に心配する親が多いなか、 野宿って・・笑。

 

このKさん、

現在 韓国語も習っておられるようなのですが、

 

Kさん

私はべつに、資格をとりたいとか思わないの。

ただ、ホームステイで韓国の高校生を受け入れた時に

“お風呂に入る?”とか

”なに食べたい?”とか、

自分で話せたらいいなと思ってねー

 

と、きっぱり。

行動の目的がはっきりしているのが、清々しいのです。

 

Kさんはかき氷を食べながら、こんな話もしてくれました。

 

Kさん

私はお姑さんとも実の母子のように付き合ったよー。

姑の息子(旦那)よりも頼りにされた 笑。

 

Kさん

お姑さん、いい人だったよー。

台所にいーっぱい写真が飾ってある!

 

子育てもお姑さんとの付き合いも満喫されて、

いまは祖母という役目を担うKさん。

 

面白いのがKさんの「孫の面倒を看るシステム」ですよ。

 

近所に住んでいるお孫さんを時々預かるそうなのですが、

お弁当を持参させるんですって。

 

Kさん

だって、お昼ごはん作ったり、

その片付けとかしてたら大変でしょ?

 

Kさん

だからね、「預けるのであれば、この子達の昼食を準備してから

連れておいで」って言ってあるの。

そうしたら、私もニコニコと看てあげられるからね。

 

孫の面倒は見るけど、

昼食はお弁当を持参させるのが鉄則。

 

昼食や後片付けで煩わされると

自分の大切な時間が無くなるからです。

 

Kさん

30分だって貴重な時間だよ!

パッチワークができるから。

 

このあたり、実の子との間でも なあなあにせず

こうしたシステムを作っておくことで

結果的にお互い気持ちよく過ごせるのですね。

 

私はそんなこと言えないのよねえ・・

なんて嘆息しているお友だちをよそに、

スイスイと軽やかに毎日をすごしていらっしゃる様子のKさん。

 

多くの人が悩んでいる問題のほとんどは、

じつはあっさり乗り越えられるのではないかなーなんて、

Kさんの生き方を拝見して、自分の考え方にも風穴が開きました。

 

 

Kさんと大切な時間を共有できた

 

こんなふうにゆっくりお話を聞けたのは、

Kさんと韓国旅行中だったからです。

 

毎年私たちが受け入れをしている高校生たちは、

学校で韓国の伝統芸能を継承することを専門的にやっている子たちです。

その腕前は年に数回海外公演にもいくほどなのですが、

 

その彼らの集大成である年に一度の発表会を

ホームステイで受け入れをした母たちと連れ立って、

現地まで観に行ったのでした。

 

とても高校生とは思えないエンターテイナーぶりや、

観る者の心を鷲づかみにするほどのエネルギー溢れる演奏、お芝居など。

 

その熱量を目の当たりに出来たので 旅行の目的は果たされたのですが、

Kさんと「こんな機会に恵まれるなんてねえ!」と

その思いを共有できたのも、すごく嬉しかったですね。

 

 

Kさんの生き方の原点

 

そのKさん、「なんでKさんはそんなに好奇心旺盛なの?」と

周りの人に聞かれて、こんなことを答えておられました。

 

中学生の時、ふと「この世には

自分の知らないことがたくさんある。。。

私は知ろうと思えば、知れるんじゃないかな

という思いが芽生えたのだそうです。

 

この”芽生え”って、その人の生き方を決める

言ってもいいぐらい大きなことではないかなと私は思っています。

 

その芽を育てるかどうかは本人次第なのでしょうが、

周りの大人たちの生き方も

子どもたちへ少なからず影響を与えているのではないかなあと。

 

そう考えると、芽生えた思いが育つサポートをする大人でありたいと、

Kさんという方を拝見してあたらめて思いました。

 

Kさんの生き方は凛としています。

 

今回もうひとつ気付いたのが、

自分の進む道が見えていて日々歩いている人の魅力に、年齢は全く関係がないんだなということです。

 

それはおそらく私だけでなく 周りにいる人は皆感じているはず。

というのは、私たちが韓国で発表会の会場に到着したとたん、

向こうから「ギャー!!」という雄たけびとともに3人の大きな女子高生たちが

ドスドスと駆け寄ってきて、Kさんに抱きついてたのを目撃したからです 笑。

 

人は 自分の心の在りようで

年齢や性別を越えて誰かとつながれるんだな、と思いました。

 

Kさんのように生きたい!

自分の命の使い道が分かっている人と時間を共有する幸せを感じたひとときでした。

 

 

<お知らせ>

6月9日(日)に、「ご家族と過ごす時間が楽に、

大切に感じられるようになるための一日講座」を開きます。

写真をクリックすると↑↑ご案内のページを見られます。

 

 

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