2020-07-25

陰陽五行の「木」を解説。春・肝臓

 

今回から5回に渡って(木・火・土・金・水なので、5回。)、

一つひとつのエネルギー状態を、

そこに関連がある臓器のお話と絡めながらみていこう!と思っています。

 

それでは、いってみましょう。

 

木・火・土・金・水の配置はこんな感じ

 

 

「木」のエネルギーの特徴

 

まず、陰陽五行のなかで木(季節でいうと春)に相当するエネルギー状態って

どんな感じかというと。

 

立ち昇る、

軽やかな状態です。

 

芽吹く、

成長する。

 

なんとなく、イメージ湧きますか?

 

 

一日でいうと、午前中ですね。

「よーし、今日はあれとコレをするぞー!」と

何でも出来そうな気がする時間帯。

 

 

「木」のエネルギーに関連がある臓器・「肝」

 

人体でこの状態に一番関連がある臓器は肝臓・胆のうと言われます。

 

肝臓。

どんな働きをする臓器かというと、

 

いろーんな働きをする臓器です。ざっくり 笑。

 

・脂肪を分解する体液を作ったり、

・アルコールを分解したり、

・有害物が身体を巡るのを阻止したり・・

 

と、なんと200種類ほどの働きをしています。

とんでもなく働き者ですね。

 

 

肝臓

 

肝臓は、いうなれば血液をたっぷり含んだスポンジ。

血液の貯蔵庫です。

 

からだのあちこちで必要が生じた時に、

栄養やサポートする物質を 血液に載せて分配するお仕事なんかもしています。

 

 

もしこの肝臓が疲れた状態になってしまったら・・スムーズな分配が滞ります。

 

そうなると身体感覚としては、

「張った感じ」の症状があちこちに出てきます。

 

「張った感じ」というのはたとえば、

 

・食後にお腹が張る、とか

・肩や首が張る(→これがひどくなると、「凝る」)、とか。

・脳が張った感じ=イライラする、とか。

 

そんな感じの状態です。

からだのあちこちに、そんな症状が出ている時は

「もしかしたら 肝臓が疲れてるのかもしれないなー」と考えてみるといいかもしれません。

 

 

 

肝臓と目?

 

「白目が黄色いと、黄疸かな?肝臓が疲れているのかもよー」なんて話、

聞かれた事ありますか?

 

こういうのは「望診」といって、東洋医学の診断法のひとつなのです。

”顔のパーツ(部位)は、内臓と相関している”という考えに基づいています。

 

私たちはお母さんのおなかの中で、

生命の進化を再現しながら大きくなりますよね。

 

魚類→両生類→爬虫類→哺乳類

 

の順序で、生命が人類になった過程をものすごいスピードで再現していくわけですが、

初期の頃の魚類の段階で、

私たちの消化器の一つである肝臓と、目は

ほぼ一直線上に位置します。

 

これが、

陰陽五行を含む東洋医学において

肝臓と目は相関(お互いに関連し合っている)と言われる理由です。

 

 

「目が疲れたなあ・・」といった眼精疲労や

目の不調を感じる時は、肝臓が疲れているというシグナルであることが多いのです。

お酒を呑み過ぎた翌日や、お菓子を食べ過ぎてしばらく経つと、

目が疲れていませんか?

 

お酒(アルコール)もお菓子(お砂糖)も、

からだに入ってきたらそのまま放置するわけにはいかないので

肝臓がせっせと働いて、分解処理してくれています。

 

目が疲れたな・・とか

肩が張ってるな・・と気付いた時には、肝臓を労わる。

 

具体的に、どうすれば肝臓を労わることになるのでしょうか?

 

まずは「消化するのに手がかかるモノを、摂りすぎない」ことです。

 

それから、できるだけ軽やかになるものを食べ、

軽やかな食べ方をするといいです。

 

では「軽やかな食べ方」って、どんな食べ方でしょうか?

 

 

「木」のエネルギー状態に合う食べ方・調理法

上昇するエネルギー

 

肝臓や胆のうの働きがスムーズにいくようにするには、

軽やかさをイメージするといい調子になります。

 

 

たとえば、

 

・茹でる、蒸す などは 熱が上に立ち上るエネルギーなので、

とてもこの時期(季節でいうと春。一日でいうと午前中)に

合っている調理法です。

 

・また、青菜や海藻などを摂ると血液の浄化が促されます。

 

あとは、

 

・あまり食べ過ぎない。

 

・脂は血液が粘って滞りやすくなるので、控えめにする。

 

・アルコールを摂りすぎない。

 

・白砂糖を摂りすぎない。

 

など、肝臓の消化分解する仕事を減らして、

血液がスムーズに流れるような食事にするのがポイントです。

 

 

「木」は排泄、浄化して上昇する時期

 

「木」=春のエネルギーは、排泄、浄化に適しています。

 

春先に風邪のような症状が出やすくなるのも、

吹き出物が出やすくなるのも、

からだが老廃物を出そうとしているから。

 

ですので、

食べ物も食べ過ぎないようにして、

食べ物だけでなく モノもため込まないようにして、

 

あらゆる執着心を手放すように心がけると、

心身や状況の流れがよくなります。

 

手放す。手放す。

 

 

6・まとめ

 

 

いかがでしたか。

 

ここまでの話をまとめると、

 

「木」は春のエネルギー。

すなわち、「立ち昇る」エネルギー状態なので、

その流れを促すような状況をつくると、うまくいくよー。

 

食べ過ぎない、呑み過ぎない 笑、

執着心なども手放していくと

軽やかになるよー。

 

というお話でした。

 

 

それでは!

 

次回は、夏のエネルギー状態の「火」について

お話ししますね。

 

 

 

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