疲れてる時には、甘いものが食べたくなる!
あはは( *´艸`)
へ。
キミは誰ですか?
胃の裏にあるから、目立たないんだけどね。
ところでさ、
キミたちは手足が冷えたり
頭が痛くなったり
落ち込んだりイライラしたりして、なんか調子がわるい・・と思うときはない?
ボクたちはひよこだから無いけど、
お母さんが時々そんなこと言ってるよ
片頭痛とか、更年期だからって言われることが多いんだけど、
元々はぼく(すい臓)が弱ってるのが原因ってこともあるんだよー。
だから、ぼくをいたわってね・・。
えー。
それがホントならちょっとは、いたわってあげようかな・・
でも、どうすればいいの?
やっぱり、甘いものを減らした方がいいの?
まあ、そうなんだけど。。
でもね、甘いものにもいろいろあるんだよ~。
この記事はこんな方にオススメ
- 甘いものが好きで、片頭痛持ち
- 甘いものがやめられない!
- 「甘いものは良くない」とは聞くけど、虫歯と肥満の他にはなぜ良くないのかが、分からない
手っ取り早く、スープの箇所を見たい方はこちらから飛べます。
目次
甘いものにも、からだにキツいのとそうでもないのがある
誤解しないでほしいんだけどね、からだに糖分は必要だよ。
なんだ!
やっぱり砂糖いいんじゃない!
うむ。
砂糖だけが糖分じゃないんだよ。
お米とか野菜って、じんわりと甘いでしょ?
あんなのに含まれてる糖分の方が、からだにやさしい甘味なの。
なんでかっていうと、お米とか野菜の糖分は、よーく顕微鏡で見てみるとこんな感じ。
団子がくっついてるみたいでしょ?
こういう糖分を多糖類っていうんだけどね。
それに対して、砂糖の糖分をよーく顕微鏡で見てみるとこんな感じなんだよ。
でしょ?これ、単糖類っていうんだよ。
口に入った食べ物は、だんだん小さくなってから吸収される
・・ということは、多糖で口に入ってから単糖に分解されて、血液となるまで・・・
あるていど時間がかかるってことなんだよね。
でもそれは、からだにやさしい糖分の入り方なんだ~。
それに対して単糖類はすでにバラバラだから、あ!という間に身体に吸収されちゃうんだよ。
単糖類は、お砂糖や果物なんかに入ってる甘みなんだけど、その中でも特にね・・
白砂糖や人工甘味料が、カンフル剤みたいに強烈に血糖値を上げるんだよ。
でも、一時的だから、下がるのも早いんだ・・・。
そうなると、血糖値のアップダウンが激しくなっちゃうの。
アスパルテームとか、アセスルファムKとかって見たことあるかな?
他にもスクラロースとかね。
「糖分ゼロ」とか「糖質ゼロ」って書いてあるお菓子や飲み物に入ってることが多いけど、書いてなくてもいろんな所で見かけると思うよ。
こんど何か買う時は、原材料のとこ見てみてね
ここまでのまとめ
糖分には2種類ある
[aside type=”boader”]多糖類:お米などの穀物、野菜、甘酒(砂糖なしのもの)、穀物水飴 など
単糖類:砂糖、果糖、人工甘味料 など
[/aside]
砂糖が断てない時は、すい臓をいたわって
実験をしてみましょう!
砂糖をいっさい摂らないで数日過ごせるかどうか、やってみてください。
もし、そんなこととても出来ない!!
と、気持ちやからだが耐えられないようだったら、すい臓がSOSのサインを出しているのかもしれません。
すい臓が疲れていると、血糖値がおかしくなる。
[aside type=”boader”] 血糖値というのは、「血液中の糖の値」のことです[/aside]
血液中に糖の量が多すぎるのは、高血糖(つまり糖尿病)。
じゃあ、低い方がいいのか?というと、そうではなく。
むしろ、低いとさまざまな不調がでてきます。
低血糖は、万病のもと
血糖値が安定すると、気分だけでなく、からだも調子がいいです。
なぜなら・・・
血糖値が安定しているおかげで、「ホルモン」が身体の隅々まで順調に届くからです。
[aside type=”boader”] ホルモンとは情報伝達物質のこと。
血液に乗って、身体が順調に働くよう、あちこちに情報を伝えている
[/aside]
すい臓が機能せず血糖値が安定しないと、ホルモンたちの、情報の伝達が混乱します。
(届かなかったり、過剰になったりするのです)
[aside type=”orange”] 砂糖が欲しくなるのは、この時です[/aside]
「血液の中の糖が足りないよ!」と、身体からのSOSが出ているのですね。
つまり・・
[aside type=”boader”]すい臓がうまく働かなくなると
↓
血糖値が異常になり・・・
↓
さまざまなホルモン(情報)がうまく伝わらなくなります。
↓
その結果、からだのあちこちで問題が生じてきます。
[/aside]
それが・・・
からだ(特に手足)が冷える
片頭痛
便秘
空腹時に手が震える。汗が出る。
疲れやすい。だるい。
呼吸器が弱く、風邪をひきやすい。
うまく眠れない。
重い生理痛。
気分のアップダウンが激しい。
細かいことを気にし過ぎる。
心配性。
イライラする。
・・といった結果になっていくのです。
多くの人に低血糖の症状が出ているのに、知られていないワケ
血糖値が高すぎて困る状態は「糖尿病」として知られていますが、
血糖値が低すぎて困る「低血糖症」という状態は、かかっている人が多いのにも関わらず、あまり知られていません。
なぜかというと、すい臓の働きは「裏方みたい」だからです。
たとえばすい臓は消化酵素なども出しているのですが、うまく働かずに酵素液が出ないと、結果として「消化不良」を起こします。
多くの人はここで、「胃腸の調子がわるい」「便秘」などと思いがちです。
こんな感じで、「出てきている不調」と「すい臓」の因果関係が見えにくいのですね。
ですので、もしいま「甘いものを食べずにはいられない!!」という状態でしたら、
とりあえず、すい臓を労わりましょうね。
・
・
・
・
でも、どうすれば?
ですよね。
ひとつ、薬膳スープをご紹介します。
すい臓をいたわる、甘い野菜スープの作り方
「野菜で作ったスープ」です。
野菜の穏やかな甘みは、からだへの吸収がマイルドです。
使う野菜は、こんなものたち
(元の形が丸い野菜は、優しい甘味が出るものが多いです。
季節によって、カブや白菜などもお試しください。)
これを飲むとどうなるのか?
甘いもの(特に砂糖や人工甘味料のような、サッとからだに吸収される単糖類)をやめられない状態が、だんだん落ち着いてきます。
作り方の動画を撮りました(4分)
甘い野菜スープの作り方
[aside type=”boader”]材料
たまねぎ 1カップ(以下の野菜も同量)
キャベツ
かぼちゃ
にんじん
水 3~4カップ
*量は、厳密ではありません。
*冷蔵庫で2~3日ほど持ちます。(季節により多少変わりますので、ご自分の五感で判断されてください。)
*一人分であれば、この半量ぐらいが作りやすいかと思います。
[/aside]
[aside type=”boader”]
作り方
1・野菜をみじん切りにする
2・鍋に材料を入れる。
たまねぎ・キャベツ・かぼちゃ・にんじんの順に重ねて入れ、水を静かに注ぐ。
3・火にかける。
沸騰してきたら、弱火にして30分コトコト煮る。ここで充分に、野菜の甘みを出す。蓋は外しておく。
4・熱いうちに濾して、出来上がり。
[/aside]
[aside type=”boader”]
飲み方
*これはギューッと縮こまったすい臓をやわらげる目的の薬膳スープなので、基本的に塩は入れません。
(おいしく感じるのは体調にもよるので、軽く塩味をつけてもいいです)
*1カップ程度を一日1回、昼下がりに飲むといいです(食前食後は、避けます)。
*集中的に改善したい場合は、一日3回を限度として、朝・昼・晩に分けて飲みます。
(これを10日~2週間ほど。そのあとはだんだん、期間を空けていく。毎日→一日おき→週に二日・・という感じ)
[/aside]
<もっと簡単に>
*こんなふうに特別にスープを作るのもいいですが。
普段から少しずつ、こういった「丸い野菜」の甘みを摂り入れるだけでも、からだは楽になってきますよ。
すい臓の位置は、みぞおちの少し下。やや左にある、胃の裏あたりです↓
時々やさしく手を当ててみてください。両手で前後から挟む感じで。
「すい臓を意識する」のがコツです。
じんわりと気持ちがいいと思いますよ。
「なぜすい臓?」と思った方へ→こちらで説明しています。
コメントを残す