2017/09/04

クラシカルホメオパスのレメディーの選び方

 
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なかもと れいこ
「自然治癒力(治る力)」を引き出す専門家です。 自分の片頭痛が、「食」で8割改善しました。 これをきっかけにレイキやホメオパシーといった、海外で代替療法として確立されているセラピーを修得し、片頭痛を改善できるようになりました。 「未病の段階で身体の調子を元に戻す」。 また、「頭痛になりにくい身体を作る」ことに関心がある方のお役に立てます。
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ホメオパスは、何をする人なのか?

 

ホメオパス、というのはホメオパシーの専門家のことです。

レメディーというものを利用して、心身のバランスが整うように目指すのが、ホメオパスの仕事です。

 

 

このレメディー。原料は自然界にあるあらゆる物質で、3000種類以上あります。

これを水などで限りなく希釈して、叩くことで活性化させています。原料の数だけ、レメディーがあります。

このレメディーの力を利用して心身のバランスをとっていくという発想が、ホメオパシーというものです。

ではホメオパスは、心身にお悩みを持つ方のご相談をどのように伺い、そこからレメディーを選びだしていくのか?というやり方をご紹介していきますね。

 

コンサルテーションでは、何をするのか?

 

ホメオパシーというものは、自分に似た状態のものを取り入れることで 自分の不調が癒えていく、という発想に基づく自然療法です。

こちらでざっくりと説明しています。 ホメオパスは、その方の状態に似たレメディーを探し出して、マッチングさせるのが仕事です。

 

マッチングさせるには、深くその人の状態を把握する必要があります。

どういう環境で生まれ育ってきたのか。

どのような経験をされてきたのか。

どういう物事の捉え方の特徴があるか。

 

・・・などを教えて頂くために、 身体に表れている特徴や「思わずしてしまう癖」まで、あらゆる角度から丁寧に聞き取りをします。

 

初回は、だいたい2時間ぐらいはかかります。

 

 

ホメオパスが知りたいのは、あなたの捉え方・感じ方

 

ですから、コンサルテーションではクライアントさんがどこに思わず力を込めて話されているかなど、 ホメオパスはその熱量も感じ取りながらお話しを伺います。
身体が無意識の感情を代弁している場合もあります。
なので、表れている身体症状も同じように重視します。
そうやって聞き取りを丁寧にして・・・

話が終わったらそれでおしまい

両手を広げる図

・・ではありません。

 

相談をされる方は、まずここで信頼できる誰かに思いのたけをお話しされることで、ずいぶんと頭や気持ちが整理され、すっきりされます。それだけでもコンサルテーションに意味はありますが、ホメオパスはただ聞くためにご相談を受けるのではありません。

 

その心身状態へ、ホメオパシーという見地からアプローチできる方法を探っていくのです。

 

したがって、相談者がお帰りになってからがホメオパスとしての地道な分析開始となります。

 

雰囲気を忠実に文字起こしする

 

まずは了承を得て録音させていただいたお話しを、一言一句違えずタイピングしていきます。

なぜなら、ちょっとした言い間違いの中にも、その人らしさが表れているからです。

 

例えば、

「それ聞いて、すっっげ・・すごいなーと思って」といった発言では 「すっっげー」といいかけたその時に、熱量や個性を感じませんか?

 

そういう、思わずその方の感じ方が出ている箇所、その匂いを大切にしています。

何の話をしていても、行きつくところは同じテーマだったりするので、 そういう点も拾っていきます。

ホメオパスが探っているのは、言葉の奥の感情や、その熱量です。

 

そうやってタイプするのに4~5時間はかかるので、

いっそのこと文字起こしをするツールでも導入しようかな考えた時もありますが、誤植があっては読み返した時にニュアンスが伝わってこないので、今のところ手入力を続けています。

 

文字起こししてから、本格的な分析がスタートする

 

コンサルテーション、紙面化と、ここまでもひと仕事ですが ここからがホメオパスらしい仕事の始まりでもあります。

お会いしたときの雰囲気などを思い出しながら、話を何度も読み返し、その方に特徴的なところを浮かび上がらせていきます。

 

机に向かう図

 

身体症状、これは客観的な症状なので、特徴の一つとして挙げていきます。

ホメオパシーの観察がユニークなのは、その状況も詳細に記録していく点。

 

例えば、ただ「胃が痛い」と記録するだけではなく

「焼けるような胃の痛さ」とか 「寒さで胃の痛みがひどくなる」とか 「歩くと胃が痛くなる」など、細かく観察していきます。

 

マテリアメディカ

 

これはレパートリーといって、ホメオパスが使う参考書です。

なにが書いてあるのかというと、いままでレメディーを摂った人に起こった心身の変化や特徴が 細かく書いてあります

身体的な状態も、精神的な状態も項目があります。

 

本の内容

 

これは感情の項目のSuspicious(疑い深い)という箇所。

もし、コンサル中の会話でホメオパスが「この方は、人の話をなかなか鵜呑みにはしないな」と感じたら この項目に目を通してみます。

そうすると、このように「疑い深い」特徴を持つレメディーが列挙されています。

 

本の内容

 

ここをチェックして、ホメオパスはその方に合うレメディーのヒントを探していくのです。

 

しかし、ひとくちに「疑い深い」といってもそれはその方が

 

注意深いということなのかもしれないし

批判したがる傾向の表れなのかもしれません

 

 

本の内容

 

 

確かに、なぜその方が人の話を鵜呑みにしないのか?には、さまざまな理由が考えられます。

今までの経験から培われてきた何かがあるのでしょう。

 

そこを、ホメオパスが見誤らないようにするために、参照項目がいろいろな角度から考察してみる提案をしてくれます。

だからそこも拾っていきます。ホメオパスの偏見を、できるだけ無くしていくためです。

 

その方に明らかに出ている身体症状。 話の中から浮かび上がってきた特徴。

 

それらを、出来る限り客観的に観察して列挙し、出てきたものを だんだんと煮詰めていきます。

コンサルテーションがスタートしてからここまで、7~8時間はかかります。

もちろん、一度にこんなまとまった時間はとれないので、ちょこちょこと進めていきます。

 

 

 

台所

 

 

そうしてピックアップしてきたレメディー。

 

 

だんだんと、似ているのじゃないかな?というレメディーが出揃ってきました

 

が、

ここから更にじっくり考えます。

ピックアップしたレメディーのことを、一つ一つ調べながら検証し、 本当にその核となるところは似ているのか?というのを、考えます。
考えて、考えて、

そうして、「ここは違うな」という所を、少しずつさらに削っていきます。

 

削って、削っていって、ここはどうしても外せない、と残ったもの。

 

それが、その方に一番近いであろうレメディーです。

 

 

ホメオパスは、こうやってレメディーを選びだします

 

ここまでで、大体10時間は超えます。 ご相談内容によっては、さらに2~3時間多くかかるときもあります。

 

2時間ぐらい話をするだけでそんなにするの?? という印象でしょうが、

お会いしていない時にホメオパスは、 かなりの時間と思考をご相談内容に費やしています。

 

このように時間を使うので、たくさんのご相談は受けられません。

一人のホメオパスに出来ることは、とても限られています。

 

 

時間かかるけど、一番大事なのはホメオパスの腕

 

「そんなに手間がかかるのは分かったけど、でも良くならないと意味がないよね?」

 

それは当然です。

 

主訴(一番解決したいこと)や、お話しの中で出てきたその他のお悩みが、全体的に良い方向へ行っているか?

ここをホメオパスは重視します。 正確にいうと、ホメオパスの手法はいろいろあります。

 

その中で上記のようなレメディーの選び方は、「クラシカルホメオパシー」という手法です。

なぜこの方法をとっているのかというと、 心身が改善しているかそうでないかの分析がしやすいからです

 

そして、バランスよくなるまでの流れが安全だからです。 なるだけスムーズに健康な状態になれるように、半年スパンで計画を立てます。

 

 

なぜなら人にはリズムがあり、調子のよい時やそうでもない時を経ながら、だんだんと健やかな心身へ向かうからです。

 

それには、ある程度の期間は必要です。

「健康とは、病気にならないこと」ではないと私は考えています。

 

時に不調になるのは、生きているから当たり前。

不調からいかに元に戻る力があるか?

それが健康な状態のバロメーターだと思います。

 

私は、問題の解決はもちろんですが、コンサルテーションを受けられた方が「自力で戻れる、健康なこころと身体になる」ことを目指しています。

自己治癒力がちゃんと働く状態ですね。 ホメオパシーのやり方にはいろいろありますが、根を耕していくようなコンサルテーションには 手間ひまがかかります。

 

 

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「自然治癒力(治る力)」を引き出す専門家です。 自分の片頭痛が、「食」で8割改善しました。 これをきっかけにレイキやホメオパシーといった、海外で代替療法として確立されているセラピーを修得し、片頭痛を改善できるようになりました。 「未病の段階で身体の調子を元に戻す」。 また、「頭痛になりにくい身体を作る」ことに関心がある方のお役に立てます。
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