2020-06-27

除菌よりも安定の、感染症対策

 

新型コロナ禍で「除菌」がスタンダードになりましたが、

そもそも私たちは菌=微生物なくしては生きられないことをご存知でしょうか。

 

私たちの身体には、あちこち無数に微生物が住んでいます。

そしてイソギンチャクとクマノミのように、

お互いに持ちつ持たれつ健康に暮らしています。

 

 

たとえば

 

皮膚にいる菌(表皮ブドウ球菌)は、

私たちの皮脂を分解して食べることで、

悪玉菌の侵入を防ぐバリアを築いてくれています。

 

腸内の善玉菌(ビフィズス菌やラクトバチルス菌)は、

腸内の栄養を分解して腸内環境を保ってくれています。

 

 

私たちと共存している菌(微生物)の世界には

悪玉菌と善玉菌と日和見菌という

大きく3タイプの性質の違う菌が存在していて・・

 

 

健康な時には

悪玉菌は居てもおとなしくしていて、

とくに何も悪さしません。

 

 

だけれども、

善玉菌が減ると悪玉菌は活発に動き始めます。

 

日和見菌というのはその言葉通り、

日和見的にその時々に優勢な方へつくので

悪玉菌が優勢の時には悪玉菌に加担して活動します。

 

 

この時に、私たちの身体には

痒くなったり腫れたり痛くなったりといった症状が起きます。

 

 

 

そうならないためには、

悪玉菌をやっつければいい!と思われるかもしれません。

除菌スプレーや飲み薬の抗生物質などがありますね。

 

 

でも、よく考えてみて下さい。

 

悪玉菌だけを器用に選んで取り除くことはできないのです。

除菌をすると、

善玉菌も日和見菌も、全ての菌が一掃されます。

 

そうすると、

腸内や皮膚は しばらく焼け野原状態になります。

これは、逆に危険な状態です。

 

 

 

最近はメディアでも、

できる限り抗生物質をとるのは控えましょうと

いう広告などを ちらほら目にするようになりました。

 

その理由は、

いま挙げたように「私たちの健康を保ってくれる菌も取り除かれてしまうから」が一つ。

 

そしてもう一つが、

「菌に耐性が出来て、今までの抗生物質では効かなくなるから」です。

 

菌(微生物)も常に進化を遂げているので、

私たちが彼らを完全に制圧することなど土台無理でして、

抑え込もうとするほど、よりその抗生物質を上回る、

耐性のある強い悪玉菌が出てきます。

 

 

 

頻繁に除菌しなくてもいい

 

私たちがいい状態でいれば、

微生物たちもいいバランスを保って悪玉菌も大人しくしているので、

その状態を保つことを心がけることが一番健康を保つ対策になります。

 

具体的にどうすればいいのか?というと、

過度にストレスを感じ続けない。

これが一番です。

 

ストレスを感じ続けると、

緊張を促す内分泌が起きたりして

身体の循環が滞り、悪玉菌が活躍し始めます。

 

そうすると、

ヘルペスが出来たり膣炎になったり・・と、

身体のあちこちで炎症や痛み、かゆみが起きやすくなります。

 

 

ストレスというと、

メンタルなイライラや不安などをイメージされるかもしれません。

 

たしかにそれも大きいのですが、

食べ過ぎ飲み過ぎや

薬を常時とり続けるのも

身体にとってはストレスとなります。

 

私たちの「いまの状態」が、健康でいられるかどうかを作っています。

 

まずは「○○し過ぎ」だなと気付いたことを、

少しずつ手放してみることから始めると 状況は好転し出しますよ。

 

 

 

 

 

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